Claude Code 2.1.248、コマンド実行を外す制限モード`--restricted`を追加
コマンドやコードを実行する組み込みツールを外し、ファイル操作を作業ディレクトリ内に絞った状態でClaude Codeを起動できるようになりました。ユーザー・プロジェクト・ローカル設定も読み込まないため、既存設定の影響を減らした検証やCIに使えます。
AT A GLANCE
まず知りたいこと
MAIN CHANGE
一番大きい変化
Claude Codeを、コマンド実行やウェブページ取得機能の`WebFetch`を原則使わず、ファイル操作も作業ディレクトリ内に絞った状態で起動できます。
KEY POINTS
このリリースの注目点
実行できる処理を最初から絞る
`--restricted`では、コマンドやコードを実行する組み込みツールと`WebFetch`を外して起動します。必要なツールだけは`--tools`で明示できます。
ファイル操作を作業場所の内側に保つ
ファイルツールは作業ディレクトリ内に制限され、権限確認を迂回する`bypassPermissions`も拒否されます。
既存設定を持ち込まない
ユーザー、プロジェクト、ローカルの設定ファイルを無視して起動するため、普段の拡張設定による差を減らせます。
BENEFIT
ここがいい
普段の設定や拡張が多い端末でも、検証やCIではより小さい実行範囲から始められます。意図せずローカル設定やコマンド実行能力を引き継ぐ場面を減らせます。
RELEVANT TO
こんな人に関係する
- CIや検証環境でClaude Codeを動かすチーム
- 端末の既存設定を持ち込まずに挙動を切り分けたい人
- 実行できるツールを最初から絞りたい運用担当者
Claude Codeを普段の端末で使うと、ユーザーやプロジェクトごとの設定がそのままセッションへ影響します。検証やCIでは、まず実行できる処理を小さくして、ローカル設定の差を持ち込まずに始めたい場面があります。
v2.1.248で追加された制限モード--restrictedは、そのための起動方法です。コマンドやコードを実行する組み込みツールと、ウェブページ取得機能のWebFetchを外して起動します。ファイル操作は作業ディレクトリ内に制限されます。
具体的な利用場面
たとえばCIでClaude Codeに静的なファイル確認だけを任せたい場合、通常の端末設定を前提にせず、コマンド実行能力を外した状態から始められます。必要なツールだけを後から明示するため、最初から広い能力を持たせるより実行範囲を説明しやすくなります。
この更新だけで完全な隔離環境になるとは公式情報に書かれていません。--restrictedはClaude Code自身が使う組み込みツールや設定の範囲を狭める機能として扱うのが適切です。
利用条件
Claude Code v2.1.248で利用できます。コマンドはclaude --restrictedです。環境変数CLAUDE_CODE_RESTRICTED=1でも有効にできます。
公式releaseとCHANGELOGでは、利用plan、region、段階的提供の条件は示されていません。