Claude Code 2.1.281、長いセッションの再開で履歴やキャッシュが崩れる問題をまとめて修正
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長いセッションを再開したあと、以前の会話が欠けたり、同じ会話なのに別の履歴として扱われたりすると、それまでの判断を正しく引き継げません。Claude Code 2.1.281では、再開時の履歴復元とプロンプトキャッシュ周辺の不整合がまとめて修正されました。
再開した会話を「同じ履歴」として保ちやすくなった
Claude Codeでは、セッションを閉じたあとに同じ会話を再開できます。ただし、再開時に以前の会話ターンが元と違う形で送り直されると、API側からは同じ会話の続きとして扱えず、過去の推論が失われることがありました。
v2.1.281では、並列のツール呼び出しを含む会話ターン、MCP経由のツール呼び出しの入力、ツール検索の結果などが再開時に別の形で再送される問題が修正されました。長い作業ほど途中まで積み上げた判断を保持できるかが重要になるため、単なる表示上の復元ではなく会話履歴の一貫性に関わる修正です。
大きなセッションでも最後の数メッセージだけにならない
非常に大きなセッションでは、再開したときに最後の数メッセージだけが戻ることがありました。この問題も修正されています。
また、ツール呼び出しの途中でセッションが終わった場合は、再開後のClaudeへ「ツール呼び出しは行われたが結果は不明」と伝えるようになりました。以前のように隠れたContinueメッセージを追加して続行するのではなく、不明な結果を不明なまま扱います。
この違いにより、実際には確認できていないツールの結果を成功した前提で引き継ぐことを避けられます。
プロンプトキャッシュの喪失も修正
再起動中に権限確認が保留されていた場合に加え、セッション再開時にMCPサーバーがまだ接続中でツール検索が無効な場合に、プロンプトキャッシュが失われる問題も修正されています。
この記事が公式リリースから確認しているのは、このキャッシュ喪失を含む再開時の不整合が修正されたことまでです。速度、利用量、応答品質がどの程度変わるかは独自に測定していません。
確認範囲
この記事は2026年9月23日のAnthropic公式v2.1.281リリースにあるセッション再開、履歴、プロンプトキャッシュ関連の修正を一つの利用場面として整理しています。同リリースにはゲートウェイ、プラグイン、権限、UIなど多数の別変更もありますが、この記事では扱っていません。実際の長時間セッションで改善幅を独自に測定したものでもありません。