← 更新一覧
CursorHIGH時間があるとき

Cursor Cloud Agents、PR後のCIやコメントを待って自分で作業を再開

Cloud AgentがPRを作って終わるのではなく、CI失敗やbotコメント、Slackの更新を待ち、同じ作業を再開できるようになりました。人が結果を見張って再依頼する手間を減らせます。

AT A GLANCE

まず知りたいこと

MAIN CHANGE

一番大きい変化

Cloud AgentがPRを作ったあとも、CI失敗やbotコメントなどの変化を待ち、必要になったら同じ作業を再開できるようになりました。

  1. PRを作ったあとも続けられる

    自分で作成したPRを購読し、CI失敗やbotコメントが来ると同じ作業へ戻って対応できます。

  2. 待ち時間も作業の一部にできる

    Slack threadやscheduled taskをきっかけに、今すぐ答えが出ない仕事を後から再開できます。

  3. 長い仕事を支える機能も追加

    長期目標を持たせる/goalや、並列作業・途中の方向修正を支えるsubagentとsteeringも追加されています。

BENEFIT

ここがいい

CI結果やSlackの更新を人が見張り、新しいchatで状況を説明し直す回数を減らせます。実装からPR後の修正までを、一続きの仕事として任せやすくなります。

RELEVANT TO

こんな人に関係する

  • PR作成後のCI失敗やbotコメントまでagentに任せたい人
  • Slackの反応待ちや時間待ちを含む非同期の作業が多いチーム
  • 長時間の修正や調査をCloud Agentで続けたい人

一番大きい変化は「あとで続きをやれる」こと

これまでCloud Agentへ実装を任せても、PRを作ったあとにCIが落ちたりbotから指摘が付いたりすると、人がその変化を見つけて、もう一度作業を依頼する場面がありました。

今回のSubscriptionsでは、Cloud Agentが外部の変化を待ち、必要になったら同じ作業へ戻れます。自分で作成したPRは自動で購読され、CI失敗やbotコメントが発生すると、その続きとして対応できます。

作業の流れ これまで 今回できるようになったこと
実装を依頼 agentが作業する agentが作業する
PRを作成 ここで一区切りになりやすい PRを作ったあとも待機できる
CIやコメントが来る 人が気づいて再依頼する Cloud Agentが変化を受けて再開する
修正 新しい依頼として説明し直す 同じ作業の続きとして進める

つまり、今回の変化は「一度の依頼に答えるagent」から、「途中で待ち時間があっても、仕事の続きを再開できるagent」へ広がったことです。

どんな場面で便利か

分かりやすいのは、PRを作ったあとにも作業が残るケースです。

たとえば「実装してPRを作る」だけでなく、「CIが通るところまで直す」という仕事を考えます。これまではCI失敗を人が見つけ、内容をagentへ渡し直す必要がありました。Subscriptionsを使うと、Cloud Agentが自分のPRを待ち続け、CI失敗が出た時点で作業へ戻れます。

同じ考え方は、Slackで反応を待っている場合や、一定時間後に状態を見直したい作業にも使えます。

  • Slack threadに返事が来たら続きを進める
  • CI結果が出たら次の対応へ進む
  • botコメントが付いたら修正する
  • 一定時間後に状態を確認して続きを進める

「今すぐ答えが出ない仕事」をagentへ持たせやすくなったのが、今回の大きな恩恵です。

Slackやscheduled taskでも「待ってから再開」できる

SubscriptionsはPRだけではありません。Slack threadやscheduled taskも、作業を再開するきっかけにできます。

たとえばSlackで反応を待っている場合、返事が来るまでCloud Agentを止めておき、threadに変化があったら続きを進める使い方ができます。時間を置いてから再確認する作業にも向いています。

Subscriptionsは現時点ではCloud Agents向けです。local agentや通常のchatにも同じ待機・再開機能があるとは、今回の公式情報からは確認できません。

長い仕事を支える機能も増えた

同じreleaseには、長時間の作業を続けやすくする周辺機能も追加されています。

/goal — 終わりの状態を持たせる

/goalは、agentが追い続ける長期目標を保持するための機能です。

公式例では、flaky testを直し続けてCIをgreenにする、という終了状態を持たせています。単発の修正ではなく「ここまで終わったら完了」という目標を渡しやすくなります。

Custom Modes — 同じskillを使い続ける

Custom Modesでは、特定のskillをchatへ固定できます。長い作業の途中でも、毎回同じplaybookを説明し直さずに進めやすくなります。

subagentとsteering — 並列作業と途中の方向修正

subagentは独立したvirtual machineで動かせるようになり、別の環境でtestや調査を並列に進めやすくなりました。

steeringも改善され、agentが作業中でも、その操作を途中で止めずに次の指示を渡しやすくなっています。

これらはすべて、「一回の短い依頼」よりも長い仕事を扱いやすくする方向の更新です。

こんな人には特に関係する

今回の更新が特に分かりやすく効くのは、次のような使い方です。

  • PRを作ったあともCIやbotの結果までagentに追ってほしい
  • Slackの反応待ちや時間待ちが多く、人が何度も作業を再開している
  • flaky test対応のように、完了まで何回か修正が必要な仕事がある
  • 長い調査や修正をCloud Agentへ任せたい

一方で、agentを単発のコード生成にしか使っていない場合は、今回の変更による恩恵は小さめです。

知っておきたい制約

Subscriptionsは公式changelogで「現時点ではCloud Agentsのみ」とされています。

Custom Modes、独立VMのsubagent、/goal、steeringについては、planやregionごとの差が今回のchangelogでは明記されていません。最大実行時間、費用上限、retry回数なども確認できません。

そのため、今回のreleaseは「Cloud Agentが待って再開できるようになった」という大きな変化は分かりますが、どこまで長時間動かせるかや、利用量がどこまで増えるかは公式情報だけでは判断できません。

公式情報

制作: AI-assisted