GitHub Copilot code review、修正済みの指摘を再レビューで自動整理
後続のコミットで指摘を直すと、Copilot code reviewが再レビュー時にそのコメントを自動で解決済みにします。未対応の指摘だけが残りやすくなり、軽量なLite設定も複数のエージェントで分析するようになりました。
AT A GLANCE
まず知りたいこと
MAIN CHANGE
一番大きい変化
Copilot code reviewは、後続のコミットで指摘が直ると、再レビュー時に自分のコメントを自動で解決済みにし、未対応の指摘を残すようになりました。
KEY POINTS
このリリースの注目点
修正済みのコメントを自動で閉じる
後続のコミットが指摘内容へ対応していると、Copilotは再レビュー時にそのコメントを解決済みにします。まだ対応が必要な指摘は開いたまま残ります。
レビュー中に検証できる手段が増えた
Copilot code reviewは、外部アクセスを制限した保護環境(Copilot agent firewall)の内側でビルド、テスト、対象を絞ったスクリプトなどのシェルツールを使い、変更内容を検証できるようになりました。
Lite設定も複数のエージェントで分析する
軽量なLite設定(Lite effort level)では、単一のエージェントではなく複数のエージェントが分析し、その結果を一つのレビューへまとめます。GitHubの実験では、レビュー費用を約8%下げながら対応された高重要度コメントが増えました。
BENEFIT
ここがいい
修正済みのレビューの会話を手作業で閉じる手間が減り、開いているコメントを「まだ見るべき指摘」として扱いやすくなります。依頼方法を変えなくても、Copilot側の検証手段も増えます。
RELEVANT TO
こんな人に関係する
- Copilot code reviewを継続的に使う開発チーム
- Pull RequestでCopilotの指摘を修正して再レビューを受ける人
- Lite effort levelでレビューしているチーム
Pull RequestでCopilotの指摘を直し、追加のコミットを送信して再レビューを受ける場面では、修正そのものとは別に、もう不要になったレビューの会話を人が整理する作業が残りがちでした。
今回の更新では、後続のコミットがCopilotの指摘へ対応していると、Copilot自身が再レビュー時にそのコメントを解決済みにします。まだ対応が必要な指摘は開いたまま残るため、レビュー画面で今見るべき項目を追いやすくなります。
同じレビュー依頼でも、確認できることが増えた
レビューの依頼方法や受け取り方は変わりません。一方、Copilot code reviewはファイルを読むだけでなく、外部アクセスを制限するCopilot agent firewallの内側でシェルツールを使えるようになりました。
これにより、レビュー対象に応じてビルドやテストを実行したり、対象を絞ったスクリプトを動かしたり、利用可能なツールやAPIから情報を取得したりして、指摘の根拠を確認できます。
軽量なLite設定(Lite effort level)も、単一のエージェントが一人で分析する方式から、複数のエージェントの結果を一つのレビューへまとめる方式に変わりました。GitHubの実験では、高重要度の指摘で対応されたコメント数が平均47%増え、中重要度では31%、低重要度では11%増えた一方、レビュー費用は約8%下がったとしています。これらはGitHubの実験結果であり、個々のPull Requestで同じ改善幅が保証されるわけではありません。