GitHub TeamのCopilot、複数組織では利用分の請求先の設定だけでモデル利用可否が決まるように
複数の組織からCopilot利用枠を受けるユーザーは、以前はどれか一つの組織がモデルを許可していれば利用できました。現在は利用分の請求先となる組織の設定だけで利用可否が決まり、別の組織の許可は反映されません。
AT A GLANCE
まず知りたいこと
MAIN CHANGE
一番大きい変化
複数の組織からCopilot利用枠を受けている場合、使えるモデルは「どこか一つの組織が許可しているか」ではなく、実際の利用分の請求先となる組織が許可しているかだけで決まるようになりました。
KEY POINTS
このリリースの注目点
別の組織の許可では使えなくなった
以前は複数の組織のうち一つでもモデルを有効にしていれば利用できました。現在は利用分の請求先となる組織がそのモデルを許可している必要があります。
利用分の請求先は画面で確認できる
Copilotの機能設定ページにある`Usage billed to`(利用分の請求先を示す項目)で確認できます。モデルを利用できない場合、まずどの組織の設定が利用可否を決めているかを切り分けられます。
Enterpriseアカウント配下だけの利用者は対象外
Copilot利用が複数の組織を束ねるEnterpriseアカウントまたはその配下組織だけから提供されている場合、モデル利用可否の決まり方は今回の更新では変わりません。
BENEFIT
ここがいい
複数組織に所属している人が「別の組織では許可されているのに、なぜこのモデルを使えないのか」を切り分けやすくなります。管理者も、実際にモデル利用を左右する請求先組織の設定だけを確認できます。
RELEVANT TO
こんな人に関係する
- 複数の組織からCopilot利用枠を受けているGitHub Teamユーザー
- 組織ごとにCopilotのモデル利用設定を管理している担当者
- これまで利用できたCopilotモデルを利用できなくなった人
複数の組織からCopilot利用枠を受けている人は、これまでモデル利用の許可を組織横断で受けられました。たとえば二つの組織に所属し、一方だけが特定モデルを有効にしていても、そのモデルを利用できました。
2026年8月31日の更新で、この決まり方が変わりました。現在は実際のCopilot利用分の請求先となる組織だけが、利用できるモデルを決めます。
どんな場面で影響するか
たとえば組織Aと組織Bの両方からCopilot利用枠を受けている場合です。組織Aはあるモデルを許可していても、利用分の請求先が組織Bで、組織Bがそのモデルを許可していなければ、現在はそのモデルを利用できません。
以前は組織Aの許可だけでも利用できたため、複数組織に所属する人ほど「別の組織では許可されているのに利用できない」という状況が起こり得ます。現在どの組織が利用可否を決めているかは、Copilotの機能設定ページにあるUsage billed to(利用分の請求先を示す項目)で確認できます。
必要なモデルを利用できない場合は、役割に応じて次を確認します。
- 利用者:
Usage billed toで利用分の請求先組織を特定し、その組織の管理者へモデル利用設定の確認を依頼します。 - 管理者: 請求先組織のCopilotポリシーで必要なモデルが利用可能か確認し、組織方針で許可する場合は設定を有効にします。
GitHubの現在の公式ドキュメントでは、Copilotの機能やモデルを利用できるかどうかは、EnterpriseではAI機能の利用可否を管理するAI controls、組織では設定画面のポリシーで管理されます。