GitHub Copilot、Teamsの会話からチームで同じ作業を進められるように
Teamsで決まった作業を別画面で説明し直さず、会話の内容を引き継いで調査・計画・実装をチームで追い、操作権限のある参加者が方向修正できるpublic previewです。
AT A GLANCE
まず知りたいこと
MAIN CHANGE
一番大きい変化
Teamsでは以前から会話からPR作業をCopilotへ渡せました。今回のpreviewでは、会話全体を引き継いだ共有作業へ広がり、質問・調査・計画・実装の進行をチームで追いながら、操作権限のある参加者が方向修正できます。
KEY POINTS
このリリースの注目点
PR依頼から共有作業へ広がった
以前のTeams連携はcoding agentへのPR作業委任が中心でした。今回は質問、調査、計画、issue / PR作成を含むcloud agent sessionとして会話参加者が文脈を追加でき、sessionの開始・steerは権限条件を満たす利用者に限られます。
会議で決まった作業をその場で渡せる
standupなどで出た問題を会話中に調査へ渡し、Copilotがcloud sandboxで非同期に作業する間も参加者が進捗を確認し、操作権限のある利用者が方向修正できます。
作業を始められる人と成果物の作成者が違う
作業repositoryはdefault設定またはpromptで指定し、変更開始にはwrite accessが必要です。共有場所ではGitHub App identityで成果物が作られます。
BENEFIT
ここがいい
Teamsで決まった作業を別画面で説明し直す手間を減らし、会話の内容を引き継いで調査から実装まで進められます。参加者は同じ進行を追い、操作権限のある人が必要に応じて方向修正できます。
RELEVANT TO
こんな人に関係する
- Microsoft Teamsで開発相談やstandupを行うチーム
- 会議で決まった作業をCopilotへ渡したい開発者
- Copilotの権限、予算、review ruleを管理するorganization / enterprise owner
一番大きい変化は、Teamsの会話をそのまま共有作業へつなげられること
GitHub App for Microsoft Teams自体も、Teamsの会話からCopilot coding agentへPR作業を依頼する機能も新規ではありません。GitHubは2025年9月に、Teamsの会話から@GitHubでcoding agentへPR作成を依頼し、完成後の変更依頼も同じthreadから送れる機能を公開していました。
2026年8月21日のpublic previewで広がったのは、その会話をCopilot cloud agentの共有sessionとして扱う範囲です。channel、thread、DMから質問、調査、計画、実装、issue / Pull Request作成へ進み、参加者が文脈を足したり、権限条件を満たす利用者が作業をsteerしたりできます。
| 以前からできたこと | 今回広がったこと |
|---|---|
| Teams会話からcoding agentへPR作業を委任 | 会話全体を文脈にしたcloud agent sessionで質問・調査・計画・実装まで扱う |
| 完成したPRへTeams threadから変更依頼 | 作業中の調査や計画を参加者が見て、文脈を追加し、操作権限のある利用者が方向修正する |
repositoryを決めてから作業が始まる
Teamsの会話だけでは、どのrepositoryを作業対象にするか決まりません。channelではdefault repositoryを設定するか、作業のpromptでrepositoryを指定します。
GitHub Docsでは、default repositoryがないchannelで最初のsessionに使ったrepositoryがそのchannelのdefaultになります。設定は@GitHub settingsから変更できます。repositoryやbranchを明示する場合はpromptのrepo / branch parameterを使えます。
Teamsで問題や作業項目を相談
↓
作業repositoryを決める
├─ channelのdefault repositoryを使う
└─ promptでrepoを指定する
↓
`@GitHub`へ作業を依頼
↓
会話の文脈と許可されたGitHubの文脈を使う
↓
Copilot cloud agentがsecure cloud sandboxで非同期に作業
↓
Teamsで進捗を追い、参加者が追加の文脈を渡す
↓
操作権限のある利用者が必要なら方向修正する
↓
生成されたissue / Pull Request等をGitHubでレビュー
新しいchannelでdefault repositoryが未設定なら、最初の依頼でrepoを指定するか、先に@GitHub settingsでdefault repositoryを設定します。
standupの作業項目を会議中に渡せる
GitHubが具体例として挙げているのは、team standupなどで問題が作業項目になったとき、その会話からCopilotへ調査を依頼する使い方です。
会議が終わるのを待たずに調査を開始でき、参加者はagentの調査を見ながら文脈を追加でき、steer権限のある利用者は必要に応じて方向を変えられます。作業自体はcloud sandboxで非同期に進み、生成された成果物はterminal、GitHub Copilot app、IDEでも続けて扱えます。
誰でもrepository変更を開始できるわけではない
会話参加者は質問や文脈の追加に参加できますが、Copilotにrepository変更を開始させるには対象repositoryへのwrite accessが必要です。
現在のGitHub Docsでは、Teamsのguest memberとrepositoryのoutside collaboratorはsessionを開始・steerできません。Teams上で同じ会話へ参加できることと、GitHub上のagent作業を操作できることは同じではありません。
共有場所では成果物のidentityと保存範囲を確認する
GitHub Docsでは、DMはlinked GitHub personal accountの権限を使い、共有場所ではGitHub App identityで成果物を作ると説明されています。
そのため、CopilotがPull Requestを作成できたこととmerge条件を満たしたことは別です。repository rulesetがすでに一件以上のapprovalを要求する場合、共有場所で作られたCopilot PRにはapp identity向けの追加approvalがdefaultで必要になります。
また、agentへ渡したTeams thread全体はrequestの文脈として取得され、生成した成果物へ保存されます。共有threadへ含める情報は、GitHubの成果物へ残ってよい内容かも考慮します。
利用条件と費用
public previewは有料GitHub Copilotプラン向けです。利用には次が必要です。
- GitHub accountとTeams account
- GitHub app for Microsoft Teamsの導入とGitHub account連携
- Copilotプランでcloud sandboxesが利用可能なこと
- organization / enterpriseでは必要に応じてadminによるcloud agent / sandbox有効化
Teamsから開始したcloud agent sessionはAI creditsを消費します。organizationではusage-based billing budgetの対象になり、cloud sandbox usageは別途課金されます。
これは任意のpreview機能です。Teamsから共同でagentをsteerする必要がないチームへ、すぐ導入を要求する変更ではありません。preview終了時期やGA時の条件は今回確認した公式情報では明記されていません。
追加で確認した公式資料
- GitHub Docs — Integrating Copilot cloud agent with Teams
- GitHub Changelog — Work with Copilot coding agent in Microsoft Teams
公式情報
- GitHub Changelog — Shared agentic work with GitHub Copilot in Microsoft Teams
- Source published: 2026-08-21 16:03:36 UTC
制作: AI-assisted