Codex CLI 0.157.0、Codex自身の通信制限を接続後も維持
掲載 確認 出典・確認情報
Codexが接続を始めた後にも、通信先の許可は意味を持ちます。Codex CLI 0.157.0では、通信ポリシーを通すCodex自身のHTTP・WebSocket通信で、転送先や通信の途中にも許可を適用します。新しいポリシーで許可を失った通信は取り消されます。ただし、0.157.0だけで全通信経路の制御が揃ったわけではありません。
許可した接続でも、その後の通信を判定する
許可された宛先にHTTPで接続しても、その応答が別の宛先への転送を指示することがあります。今回の修正では、転送先を接続前に判定します。また、応答本文を受信している途中や、WebSocketで送受信している間も、許可が取り消されていないかを判定します。
たとえば、長時間の接続中に新しいポリシーを読み込み、その宛先が許可対象から外れた場合、既存の通信も取り消されます。接続を始めた時点で許可されていたことだけを理由に、通信を続ける扱いではありません。
ファイルの変更が反映されるのは再読込みか再起動の後
ここでいう新しいポリシーは、保存した設定ファイルを即時に監視して読み込むという意味ではありません。app-serverは起動時と、明示的な設定・アカウントの再読込みでアプリケーション通信ポリシーを読み込みます。ローカルの要件ファイルを変更した場合、次の明示的な再読込みまたは再起動で反映されます。
読み込んだ新しいポリシーで許可されなくなった通信は停止し、ポリシーの読込み自体に失敗した場合もネットワーク通信を止めます。この反映条件は、0.160.0の公式app-server READMEにも記載されています。
対象はCodex自身のアプリケーション通信
今回の修正は、Codex自身の通信を管理する application.network に関するものです。サンドボックス内のローカルコマンドに適用するpermission profileのネットワーク設定とは、制御する対象が異なります。
0.157.0の改善を、すべての通信経路で制御が完成したという意味には取れません。code modeのWeb検索では通常のHTTPクライアントへ戻る経路に適用漏れがあり、ChatGPTへの要求でも同様の経路がありました。0.158.0では、これらの経路でも管理された通信ポリシーを保持する修正が加わっています。
公式Permissionsドキュメントは、permission profileの宛先ルールがローカルのサンドボックス内コマンドを対象とし、network proxyが有効な場合に適用されると説明しています。その許可リストを、Codex自身やすべての機能に共通する通信制限として扱うことはできません。
公式情報と確認範囲
- Codex CLI 0.157.0
- HTTP・WebSocketの継続した通信制御:公式PR #47389
- app-serverのアプリケーション通信制御:公式PR #47407
- 通信ポリシーを通さないWeb検索経路の修正:公式PR #47663
- ChatGPTへの要求で通信ポリシーを保持:公式PR #47703
- 上記修正を含むCodex CLI 0.158.0
- 0.160.0のapp-server README
- Permissions
- 公式公開日: 2026-09-25
- 公式資料を照合しています。設定変更や通信取消の実機検証は行っていません。
制作: AI-assisted