Devin Review、自動レビューをPR条件と実行タイミングで絞り込み
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従来の説明では、自動レビューはリポジトリや個別ユーザーごとに実行モードを選ぶ形でした。Devin Reviewはそこから一段細かく、PRの属性と実行時期を組み合わせて、どのPRをいつ自動レビューするかをルールごとに絞れるようにしました。
「どのPRを、いつレビューするか」を分けて決める
2026年9月24日時点のDevin Review本文では、従来の自動レビュー設定として、リポジトリでは Auto review / On PR creation、個別ユーザーではそれに Manual を加えた実行モードを選ぶ説明が残っています。この単位だけでは、同じリポジトリの中でボットが更新するPRや大きな差分などをPRの属性で細かく分けることはできません。
2026年9月23日のDevin公式更新では、自動レビューの条件を組み合わせたカスタムルールを作れるようになりました。まずアカウント、ソース管理(SCM)組織、リポジトリ、リポジトリ名の接頭辞、個別メンバーのいずれかを対象にし、その中からPRの属性でさらに絞り込みます。
絞り込み条件にはPRの作成者、レビュー担当者、ラベル、タイトル、元ブランチ、先ブランチ、変更ファイル、作成者種別(人 / ボット / Devin)、差分サイズなどがあります。条件は、すべて一致(all)、いずれか一致(any)、否定(not)で組み合わせられます。たとえば「main向けで、ボットではなく、特定ディレクトリを触るPR」のように、自動レビューへ入れる範囲を一つのルールにまとめられます。
対象条件と再レビュー頻度は別々に設定する
各ルールでは、対象PRだけでなくレビューする時期も指定できます。公式更新で案内されているのは、PR作成時、下書きからレビュー可能になった時、更新のたび(every push)、1回だけ(once)です。
この区別が効くのは、レビュー対象にはしたいものの、更新のたびに再レビューする必要はないPRです。たとえば大きなPRを最初に一度だけ見たい場合と、セキュリティ上重要な変更を更新のたびに見たい場合を、同じリポジトリでも別のルールへ分けられます。
一方、除外条件(exclusion)は通常のルールより優先されます。ボットが作る定型PRや、レビュー対象にしないファイル群などを除外条件へ入れておけば、別のルールに一致していても自動レビューされません。
レビュー量の制御にも使える
2026年9月24日時点のDevin Review公式ドキュメントでは、EnterpriseではReviewがACUを消費し、管理者は1つのPRで自動レビューに使う量の上限をACUで設定できます。Individual / Teamsでは、同じPR単位の上限をオンデマンド支出額(ドル)で設定します。カスタムルールはこの上限設定とは別の仕組みですが、自動レビューへ入れるPRと実行回数を先に絞るため、レビュー量を設計する前段の制御として使えます。
「すべてを自動レビューしてから上限で止める」のではなく、まず対象と実行時期をルールで絞り、必要ならPR単位の上限を安全弁として使う方が役割を分けやすくなります。
現行ドキュメントには従来の設定説明も残る
2026年9月24日時点のDevin Review本文には、リポジトリでは Auto review / On PR creation、個別ユーザーではそれに Manual を加えた従来の実行モード説明も残っています。9月23日のリリースノートにあるカスタムルール、高度な絞り込み、除外条件の説明は、同本文にはまだ反映されていません。
そのため本記事では、新しいカスタムルールの仕様は日付付きの9月23日リリースノートを根拠にし、既存のReview本文は従来設定とレビュー利用量の補足に限定して扱います。プラン別の提供条件や段階的な提供は公式更新から確認できないため、推測していません。